このページでは、保護者の方々からよく頂く質問を掲載しております。
Q
数を実感するってどういうことですか?

 

A
「かず」というのは人間が作り出した概念です。それを「教える」ことはできませんが「感じる」ことはできます。実際に手に積み木やおはじきをとり、3つならこれくらい、5つはこれくらいと繰り返し感じます。すると、教わらなくても「5は3より多い」ということがわかってきます。これが数を感じるということです。

 

Q
数を感じられるようになるとどうなるのですか?

 

A
10までの数を繰り返し感じていくと、3と3を合わせると6になる、4と4では8になる(足し算)6から2をとると4になる、5と7のかずのちがいは2である(引き算)2が4つあつまると8になる(掛け算)10を半分にすると5と5になる(割り算)という四則計算の概念が身につきます。その概念が身につけば、教わらなくても自分で考えて答えを導き出すことができるようになります。

 

Q
小さいうちは同じ問題を繰り返して覚える方が
計算力はつくと思うのですが…

 

A
確かに同じ問題を繰り返していると、答えを覚えてしまい計算のスピードはとても速くなります。しかし、新しい項目に入るたびにやり方を教わらなくては次に進むことができません。
数を実感していると繰り上がりや繰り下がりのような問題でも、自分で解き方を考えて進めることができます。「自分で考えて答えを導き出す」ことを重視しているのは、自分で解く楽しさを知ってほしいからです。

 

Q
何歳から始めるのがいいですか?

 

A
脳は、年齢が低いほど激しく成長し、脳成長のための刺激を求める要求も強いのです。ですから、早ければ早い方がいいでしょう。
ただし、かずの概念というのは、人類が最後に獲得した知恵で、非常に高度な概念ですから、脳が一定の成長をしてからでないと受け入れが難しいのです。3歳からがもっとも好ましいということが、医学的にも、経験的にも証明されています。

 

Q
何か教材を買わなくていけないのですか?

 

A
いいえ。月謝の中に教材費としてプリント代等が含まれていますので、特に買って頂くものはありません。 ただし小学生クラスのみ、個人で使用する教材がありますので個別で購入していただいています。(学年や個人により違いますが、1冊550円のテキストを年間4〜16冊程度使用します)

 

Q
計算ばかりをやっているのですか?

 

A
数の領域には「大きさ」「重さ」「長さ」「広さ」「時計」「かさ」…など様々な分野があります。計算問題をやっているだけでは「数の理解」ということにはなりません。
様々な体験を通して数を学んでいきますので、計算ばかりを行っているわけではありません。 全体を見通して視野を広げる活動なども行っています。

 

Q
小学校受験用の塾ですか?

 

A
いいえ、違います。プリント教材などを使用しているため、そう思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、受験用のカリキュラムはありません。
あくまでも「かず」に焦点をあててレッスンを進めています。

 

Q
レッスンの様子を普段見ることができますか?

 

A
普段のレッスンの参観は、子ども達の集中の妨げとなる場合がありますのでご遠慮下さい。幼児クラスは年2回、小学生クラスは年1回の参観日を設けますので、その際にお子様の様子をご覧ください。

 

Q
一クラスの人数は何人ですか?

 

A
幼児クラスは、一クラス5名まで。小学生クラスは、6名までです。
数の概念の理解は、個人差がとても大きいものですし、また進度もそれぞれ違います。
個人に合わせて指導を行うため、少人数でレッスンを行っています。

 

Q
宿題はありますか?

 

A
幼児クラスではありません。ですが、数に親しむ機会を多く持ってもらえるようお家の方に働きかけてもらっています。
小学生クラスは、「自分で進める学習」が目標としてありますので、低学年では30〜40分程度、中学年で1時間程度、高学年では2時間程度で行える宿題があります。
ただし、これが一週間分の宿題ですので、次のレッスンまでにうまく時間を作って行えば、一日に行う量はさほど多くはありません。